KC3781A OCTAL TDC (25ps)

KC3781A
◆ 時間-デジタル変換にはウィルキンソン型を採用し、時間に応じてチャ−ジされる電荷は
   コンデンサ−から一定の割合で放電され、この間、発振器からのクロックパルスはスケ−
   ラ−によってカウントされます。
   最終的カウントは測定された時間間隔に比例するようになっています。

◆ 8チャンネルで構成され、12bitの分解能を持っています。

◆ モジュ−ル側面のスイッチによりフルスケ−ルを100、200、500nsに設定することが
   でき、その分解能はそれぞれ1カウントあたり25、50、125psになります。

◆ 仕様
   入力    NIMレベル/インピ−ダンス 50Ω/パルス幅 5ns(CLEARのみ50ns)
   変換時間 0.025μSxフルスケ−ルカウント+1μS
   分解能  25ps(F.S 100ns時)・50ps(F.S 200ns時)・125ps(F.S 500ns時)
   出力    CAMACバスによる13bit出力(13bit目はオ-バ-フロ-フラッグ)

  CAMAC FUNCTION
   ・N・F(0)・A(n)-----Data Read
   ・N・F(2)・A(n)-----A(0)〜A(6)はRead Data A(7)はAll Channel clear
   ・N・F(8)・A(n)-----Test LAM
   ・N・F(9)・A(n)-----System Clear
   ・N・F(10)・A(n)----Clear LAM
   ・N・F(24)・A(n)----Disable LAM
   ・N・F(25)・A(n)----Test Module
   ・N・F(26)・A(n)----Enable LAM  *Nはステ-ションナンバ-・nは0〜7

◆ Q及びLAMは側面のスイッチにより発生条件を可変する事ができます。
  OFF:LAM=0、NORMAL:Q=1、EOC:コンバ-ト終了後はQ=1,LAM=1、E&AN:コンバ-ト後は
  8チャンネルのどれか1チャンネルでもオ-バ-フロ-していないときLAM=1,Q=1。

◆ コネクタは標準のレモコネクタを使用しています。

◆ ケ−ス幅はCAMAC規格の1幅

  ◆ 消費電力 +24V 10mA、−24V 75mA、+6V 870mA、−6V 540mA